個人の感想です。

酒とマンガと嵐があればだいたいしあわせ

「萌え」と「好き」はちがう

はてさて乙女ゲームにはまっているわたくしですが。

これなかなか伝わらないんだけど、ゲームだったりマンガだったりのキャラに萌えてうっとりしてたって、現実にそんな風な人と恋に落ちたいわけではないんだよね(スペックが釣り合うかどうかはさておき)。

あんまり想われるのは重くてウザいし、ヤキモチ妬かれるとかも物語の中だったらキュンとするシチュエーションだけど実際にはすごくイヤ。こないだ「ゲームのキャラが好きすぎて胸が苦しい><」と夫に告白したら笑われたあとちょっとおもしろくなさそうにされて、その程度ですらじつはウザい。わたしのことは好きでいてほしいんだけど、わたしが心地よい適当な「好き」じゃないと困る。

物語の恋は情熱的であればあるほどときめくけど、現実の恋愛はあまり燃え上がらないほうがよいのだ。じわじわ~と大切に想うくらいがちょうどいい。

だいぶ前付き合ってた人が、それじゃお付き合いしましょうかってなった瞬間になぜだかすんごいテンション上がっちゃって、わたしをお姫さま抱っこしてそこら中を走り回りだしたのね。…ドン引きですよ。わたしのほうが好きで押して押してやっと振り向かせた人だったのに。

という具合なのでけして「こんな恋がしたーい」と思っているわけではないのだ。「おまえは俺が守る!」なんて相手が物語のヒロインだからいいのであって、もし自分に置き換えたりしてたらいろいろ考えすぎて卒倒しちゃうよ…。

逆もまた然り、で、リアルだとわたしはどこか寂しそうな男の人に惹かれる傾向があるんだけど(高確率でナルシスト系メンヘラを引く…orz。夫はおそらく人生をかけて唯一引いた当たりクジなのでぜったい手放さない…!)、2次だと影のあるキャラにはさほど萌えないしぃ~。

というのをうまく説明できなくて、べつにキモがられたり馬鹿にされたりとかはどーでもいいいんだけど、そういう恋に憧れてると思われるのはちょっとなんかちがうんだよなあとモヤる。そしてたぶんそんな人もけっこういるんじゃないかなーと思う。