個人の感想です。

酒とマンガと嵐があればだいたいしあわせ

古代人の子どもの髪型

解決してないのでいつか気が向いたら調べるための覚書。

 

現代語訳 古事記 (河出文庫)

現代語訳 古事記 (河出文庫)

 

ふと思いだしてはちまちま読みすすめてるだけなのでやっと景行天皇の御代なのだけど。

ヤマトタケルの髪型が謎い。

この時ヲウスノ命は、まだその髪を少年の髪型どおり額のところで結んでいて、年も十五、六にすぎなかったが、

平安物のマンガの印象が強くて子どもも結ってるイメージだったけど角髪って成人男性の髪型だったのね。

でも額で結ぶ髪型っていったいどんな…?

このあとに

今まで少年の形に結っていた髪を、少女のように梳って長く垂らし、

とあるから女性の髪型とはまたちがうようなのだけどさっぱりイメージ湧かないよー。どんな髪型なんだろう。

ところで乱暴狼藉っぷりに恐れおののいてっていうくだりがスサノヲとかぶってんだなとおもった。ヤマトタケルが草を刈り払ったことで草薙剣とも呼ばれるようになったいう(この説明は古事記にはない)太刀はスサノヲが退治したヤマタノオロチの尾から現れたことになっているしね。関係の深い人物だったりするのかな。

 

さて、沙本毘売沙本毘古王きょうだいの話は読んだけどさほどロマンを感じずとまどったw 氷室冴子さんは古事記の中でもかなりお気に入りの章らしくて、(たしか)クララ白書のなかでも学祭の演劇の題目になった際に脚本担当の登場人物(だれだっけな)にいかに悲劇的なエピソードなのかを熱弁させてたりしたので期待しすぎていたww

こんな短くて情緒もへったくれもない(とおもっちゃうのよねw凡人だからww)記述からイマジネーション膨らませられちゃうなんて作家さんてほんとすごいなーとおもったよ。